
宮崎frogsとは
『frogs』は、1ヶ月間のグローバル研修を中心に、約半年間の高度な研修プログラムを実施するハイブリッドイノベーター型人財育成プログラムです。「地域の持続的かつ発展的な経済自立の実現のために、世界と地域をつなぐグローカル志向の若手イノベーター人財を発掘・育成する」という理念のもと、沖縄で2008年にスタートしました。
宮崎frogsは2024年に始動し、一期生として8名が参加しています。
社会課題と向き合いながら、『◯◯ × テクノロジー』をテーマにビジネスを創造していきますが、必ずしも「起業」がゴールではありません。ビジネスを創造するプロセスの中で、学校で学ぶ科目教育だけではない非認知能力を育み、未来を自ら切り拓いていくことができる人財となることを目指しています。
最終成果発表会(Miyazaki LEAP DAY 2024)
2024年12月1日(日)に、宮崎frogs1期最終成果発表会「Miyazaki LEAP DAY 2024」を宮崎市内の県電ホール(宮崎市旭1丁目2−2)で開催しました。
現地参加76名、オンライン参加43名、そして県内外から集まってくれた当日ボランティアの学生9名、ゲスト7名、会場づくりや撮影・配信関係でご協力いただいたスタッフを合わせると、総勢140名がご一緒くださいました。
会場では、ゲストと共に教育について考える「トークセッション」を2つ、そして1期生による英語での「サービスプレゼンテーション」、半年間の研修を振り返る「本音トーク」など、盛りだくさんのプログラムで熱気溢れる半日となりました。
ゲストトーク
Miyazaki LEAP DAY 2024のオープニングを飾った、ゲストとのトークセッションでは、教育セッション、企業セッションの2つを実施しました。
<教育セッション>
「ワクワクするミライの教育」と題し、県内で次世代の人財育成に取り組んでおられる3名の
ゲストと共に、学校・民間企業・社会などさまざまな視点からこれからの教育について語り合いました。
【ゲスト】
- 後藤 駿介さん/五ヶ瀬中等教育学校 教諭
- 杉本 弘文さん/都城工業高等専門学校建築学科 准教授・地域連携テクノセンター長
- 藤原 和将さん/a-project株式会社 代表取締役
【モデレーター】
- 山崎 暁/株式会社FROGS 代表取締役 兼 CEO
<企業セッション>
「世界を変える事業はどこから生まれるのか」をテーマに、ビジネスを立ち上げ・成長させてきたゲストの方々の経験を振り返りながら、frogs生が取り組んできたことの価値について考えました。
【ゲスト】
- 坂見 鹿郎さん/R’sNetwork 代表・元ニコニコレンタカー創業代表
- 佐々木 喜徳さん/株式会社ガイアックス 執行役 スタートアップスタジオ責任者・一般社団法人スタートアップスタジオ協会 共同代表理事
- 山本 愛優美さん/株式会社e-lamp. 代表取締役 Founder
【モデレーター】
- 石川 琢磨/一般社団法人宮崎frogs 代表理事
宮崎frogs1期生の最終プレゼンテーションと本音トーク
イベント名にある「LEAP(飛躍)」という言葉のように、frogsプログラムでは「井の中の蛙から脱却し、世界に羽ばたいてほしい」「苦手意識があっても、それを払拭し自信に繋げてほしい」といような想いから、最終発表会のサービスプレゼンテーションは英語で実施することにしています。1期生も、直前までサービスの中身のブラッシュアップと共に英語でのプレゼンテーション・伝え方を磨き続けてきました。
また、frogsプログラムではこの最終プレゼンテーションに登壇するか/しないかの判断も本人の意思に任せています。
たくさんの方の応援、協力を受けて半年間過ごしてきた中で、この日の舞台を「次へのLEAP」のためにどのように活かしたいのか、8名それぞれが真剣に考え、自分と向き合い、決断しました。そして、今回は1期生から7名が英語でサービスプレゼンテーションに臨みました。
本音トークの時間には、英語プレゼンに登壇しなかった1名もその経緯や想いを伝える時間をいただき、最後は8名全員が揃って登壇。この半年間、常に「やるか、やらないか」を問われ、考え・選択してきた1期生が、参加してみてどうだったのか、今何を感じているのかなど、等身大の言葉で語りました。最後には、一人一人が次のステップを決意表明しました。
