AKATSUKIブログ

アオタケプロジェクトの採択クリエータが成果と今後の取り組みについて発表しました

青森地区からは、食品ロスをテーマにしたクリエータをはじめ5名が参加

今年度のアオタケプロジェクトでは、青森地域より八戸高専の学生5名が参加しました。取り組み内容は、食品ロスをテーマにした事業をはじめ、脳卒中リハビリシステムの開発、桜の開花情報を閲覧できるアプリの開発、高齢者の見守り機器の開発といった、身近な社会課題をきっかけに事業テーマを選定していました。
各学生ともにPMによるメンタリングをしながら事業アイデアをブラッシュアップしていく経験がなく、はじめは取り組みを進めていくことに苦労していましたが、成果発表会に向けて着実に具体化させ、目指していたゴールまで到達することができました。
今後は、それぞれが地域企業や自治体の方々への報告会も控えており、引き続き取り組みを進めていく予定です。

秋田地域の学生は、クマ事業と水耕栽培事業に関する取り組みを実施

秋田地域からは、秋田公立美術大学と秋田高専から2名が参加しました。
秋田公立美術大学から参加した学生は、「クマ需要の創出」をテーマに、現在進行形で発生しているクマ被害に対応するための施策を検討しました。クマ被害の中で関わっているハンターと、クマ肉を処理する加工場などにヒアリングを実施し、なかなか顕在化されていない情報ももとに、システム開発に取り組みました。
秋田高専から参加した学生は、水耕栽培をテーマとして、伝統野菜をリブランディングする事業に取り組みました。
参加した学生は2人とも、秋田出身の学生ではありませんが、秋田に住んでみて感じたことをきっかけとして取り組みをスタートさせ、プロジェクト終了後も地元企業や研究機関と連携して取り組みの具体化を行っていきます。

福島地域からは、4名の会津大生が取り組みの具体化に挑戦

福島地域からは、会津大学の4名が参加し、プロテイン排出装置の開発や、保育園のITシステム導入検討、ARを活用した思い出の追体験できるアプリの開発、データの安全な保存・共有をテーマとして、多様な学生達がチャレンジしました。
もともと、ブロックチェーンを活用してデータの消えない日記の作成に取り組んでいた学生は、想定よりも早くプロダクトが完成したため、取り組みの途中から、開発したプロダクトをいかにして市場で取り扱ってもらえるかをテーマに改良を重ねてきました。
また、他地域の学生との意見交換もしながら、事業アイデアをブラッシュアップし、多方向から多様な視点を受け入れることの重要性を認識することができたようです。

地域の応援者からも応援メッセージを頂きました

当日は、福島県副知事の鈴木様や会津若松市長の室井様にご来賓頂き、熱い応援メッセージが採択学生に向けて送られました。鈴木副知事からは、地方ならではの課題を抱えている福島県において、アオタケプロジェクトを通じて難易度の高い課題解決に挑戦している学生達の取り組みをぜひ応援していきたいとのお言葉を頂きました。また、室井市長からは、地域課題に留まらず、世界標準を視野に入れて継続した取り組みを行っていくことを目指して欲しいという、学生の取り組みを後押しするようなメッセージがありました。
その他にも、会津地域を中心として起業支援に取り組んでいる地域ベンチャー創成支援財団や会津大学、八戸高専、秋田公立美術大学の関係者らも参加をし、アオタケプロジェクトを通じて連携をしている3地域の交流の機会ともなりました。

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