開始3ヶ月の報告会
7月1日から始まった、北海道にゆかりある学生を対象にした「社会課題を解決するビジネスを考える」をテーマに半年間を過ごす研修プログラムEzofrogs。その開始3ヶ月が立ったところでその経過を応援してくれる企業や個人の皆様に向けに報告をする中間発表会「Pitch Review Day」を10月1日に開催しました。
ポイントは、当日のコンテンツ、時間配分、司会進行まで全て学生が実施すること。
ただ一つだけ決まっていることは、その中で各学生が取り組む課題解決ビジネスアイディアに関してピッチをすること。
各自のビジネスアイディアに関しても進めていかねばならない、当日の準備もしていかねばならない、なかなかに大変な期間を過ごしていたかと思います。
そして迎えた当日
学生たちは準備バッチリです、とは言っていたものの、当日初めて会場に来たこともあり、そして結果的に準備不足露呈や会場回線の不具合などもあり、思うようにことを進めることが出来ませんでした。
終わってからの振り返り会では、見立ての甘さ、個々人の時間管理の甘さ、誰かに頼りっきりになってしまった甘さ、などが学生たちの口から数多く出てきたことは、良い気づきと学びの場になったことと感じました。
もちろん、上手くいかなかったことだけではありません。
Ezofrogsは応募いただいた学生の中から、受講してもらい学生を選抜する仕組みがある一方、学校でもないため、プログラム受講の存続に関しては本人の意思に委ねています。
今季、このタイミングで9名のうち3名が離れる決断をしました。
離れるタイミングをした学生たちに、なぜこの決断をしたのか、これからどうしていこうと考えているのか、インタビュー形式で会話を進めることで、プログラムを離れるということが決してマイナスなことではなく、単なる前向きな選択であるということを聴衆のみなさんに、そして自分達自身も気づけたかなと思いました。
また、各自が発表するビジネスアイディアについても、正直な現在地を話せたこともよかったと思います。プログラム開始初期からテーマを定めて着実に行動できている人、迷いに迷い、アイディアもピボットを複数回して現時点で話せる内容が何もない人、それぞれがなぜ今この現状なのか、これからどうしていきたいのか、を話せたことで、参加いただいた聴衆の皆さんから時に厳しく、時に温かいフィードバックをいただけていたと思います。
残り3ヶ月
半年間に及ぶ研修の中では、前半3ヶ月は特にインプットをする研修機会が多く、後半の3ヶ月はインプット機会がほとんどない代わりに、自分達でどのように時間を過ごしていくかを全て決めて行動していくことになります。
最終成果発表会は、12月2日土曜日。
この日に、どのような成果を、どのような成長をしたかを、存分に語ってもらう予定です。
どのような日を迎えるか、その全てはここからの彼ら彼女らの行動にかかっていますが、ここまで乗り切ってきたからこそ、その姿を、我々事務局も楽しみにしています。