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11月26日:第2期中間発表会 / 第3期ブースト会議

【活動の概要】

会場 / 協力:LINEヤフーコミュニケーションズ株式会社
日時: 23年11月26日(日) 13:00 – 18:30

[時間] [プログラム]
13:00 オープニング

13:10 福岡未踏3期ブースト会議前半(前半)
① 【Grow】BonsaIoT ~盆栽特化型の育成サポートシステム~(内海、丈野、堀江)
② 【Grow】他の人の欲しいものも検索できるサービス『Hosh!』(畑、丹下)
③ 【Solve】地域福祉活動に楽しく参加するシステム(石丸、武石)
④ 【Solve】歩行速度アップを促すシステム(KEE、Tanaka、Chen)
⑤ 【Solve】消防団員の情報管理と消防団応援の店事業における円滑フロー、災害情報共有ソフトウェア(瀧口、吉田)

14:25 休憩

14:45 福岡未踏3期ブースト会議前半(後半)
⑥ 【Solve】サウナ・トトノイ・サポートシステム(片桐、山口)
⑦ 【Solve】環境計測装置用ソフトウェアのノーコード開発アプリの開発(杉本、 田原、島村)
⑧ 【Solve】Face-Down Detection System(Pang、Chen、Xiang)
⑨ 【Solve】RAGを用いたサービス比較チャットボット(伊﨑)
⑩ 【Solve】LLMを活用したサービス比較チャットボッ(小紫、尾上、奥、執行、宋)

16:00 休憩

16:20 福岡未踏2期中間発表
① 【Grow】AIを活用した汎用性の高い紛失防止システム(養父、倉掛)
② 【Grow】チームでの役割分担・コミュニケーションに特化してゲーム制作を楽しめるプラットフォーム:GAME Session!(大塚)
③ 【Grow】住所情報を元に三次元的にピンを投影するARアプリケーション:Air-pin(瀧澤、中尾、谷中)
④ 【Pro】一瞬を3次元再構成するアプリケーションの開発(片山)

17:30 意見交換会
18:30 解散

【イベント内容について】

本イベントでは福岡未踏のクリエータ14チームが発表を行い、一般聴講参加者を含め総勢約70名が参加しました。

前半では11月に開発をスタートしたばかりの3期10チームによるブースト会議を行い、後半では10月から開発をスタートしている2期4チームによる中間発表を行いました。

今回は1期/2期/3期、Pro/Grow/Solve、そして開発を終えたOBを含め、様々なバックグラウンドのクリエータが一同に会しました。プロジェクト推進のコツや専門知識の共有が盛んに行われており、クリエータ同士の関係性をより深めた、そんなイベントとなりました。

【総評】

早いもので、8月に始まった福岡未踏的人材発掘・育成プロジェクトも折り返し地点を迎え、11月初旬のイベントでは3ヶ月の開発期間を終了した第1期Growの成果発表を執り行いました。この3チームは、9月の中間発表でも完成度が高かったのですが、さらに完成度が上がってました。『Orimetry』は、開発したツールを使って一般向けのワークショップを開催するという活動も素晴らしいと思います。『ScenarioFlow』については、実際のゲーム会社を訪問し、現場の作業者との意見交換を行うなど、追加で実施する3ヶ月の開発に向けた準備が進んでいます。第1期Proについては、すべてデモが動いており、これからの発展が期待できる内容でした。特に、『DeckHub』は今回の発表で開発したツールを活用し、参加者に具体性のある新しい体験を提供できたと思います。

11月後半のイベントでは、第2期採択者の中間発表と第3期採択者のブースト会議を行いました。2期については概ね順調と思われますが、まだまだ発展の余地が残っているので、これから1ヶ月の頑張りを期待します。第3期ではSolveという課題解決型のプログラムを開始しました。これらには、最年少となる高校2年から博士の学生までが採択されており、留学生や女性も増え、ダイバーシティが増しました。企業や自治体からの課題に対して、どのような解決案を出し、どう実装していくのか期待しています。

全体を通じて、コミュニティ感が少しずつ出てきたように感じます。修了した学生たちも参加し、質問し、PMやメンターから質問する時間がないくらいでした。休憩中に、開発者同士で色々と議論をしている姿は頼もしいものがあります。

統括PM 荒川豊(九州大学 大学院 システム情報科学研究院 情報知能工学部門・教授

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