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学生9名が挑戦の成果を発表。mocteco/moctech 2025 DemoDayレポート

mocteco / moctech DemoDay開催 ― 学生9名が3ヶ月の挑戦成果を発表

2025年12月、若年層向け創業支援プログラム 「mocteco(モクテコ)」8期、テクノロジー特化型プログラム 「moctech(モクテック)」3期の成果発表イベント DemoDay を開催しました。

KickOffから約3ヶ月間、学生たちは自らの原体験や関心を起点にプロジェクトを立ち上げ、試作品の制作やユーザーインタビュー、販売などの実践に取り組んできました。

moctecoの特徴は、「3ヶ月で100円の売上をつくる」というシンプルな目標です。
アルバイトのように時給で働くのではなく、自分のアイデアを形にし、誰かに価値として届ける経験を通して、仕事を自ら生み出す感覚を学びます。

DemoDayでは、その3ヶ月間の挑戦の成果として、学生9名がプロジェクトを発表しました。

開会挨拶 ― 「欲しい未来は自分の手でつくる」

開会では、NPO法人北海道エンブリッジ代表理事 浜中裕之 が登壇し、プログラムのコンセプトについて語りました。

「欲しい未来は自分の手でつくる。
誰かが作った未来に合わせるのではなく、自分の好きや関心から社会を少しずつ変えていく。その最初の一歩が“100円の売上”です。」

moctecoはこれまで 74名の学生が参加し、21社の起業が誕生しています。

浜中は来場者に対して

「今日は評価する場ではなく、学生の挑戦を応援し、推しを見つける場にしてほしい」

と呼びかけ、DemoDayは学生プレゼンテーションへと進みました。

学生9名による成果発表

DemoDayでは、3ヶ月間の試行錯誤を経た 9つの学生プロジェクト が発表されました。

発表されたテーマは多岐にわたります。

・エゾシカ資源を活用したペットフード開発
・食物アレルギー当事者の外食を支援するツール開発
・車いすの子ども向け家庭教師プログラム
・AIを活用したフォーム入力支援ツール
・子どもが自然に体を動かす遊びプロダクト
・クロスカントリースキーの観戦体験を変えるアプリ
・和洋折衷文化を世界に届けるファッションブランド
・探究学習を支えるAIパートナー
・森林資源の未利用部分を活用したプロダクト開発

今年の特徴は、当事者としての課題意識や現場での実践から事業を組み立てている点です。

アイデアを語るだけでなく、試作品を作り、ヒアリングを重ね、実際に「売る」「届ける」経験を積んだプロジェクトが多く見られました。

発表後には、来場者が学生へ直接コメントや応援を伝える 「推しメン交流会」 を開催しました。

参加者から具体的な支援の申し出も多く寄せられ、学生にとっては、自分の挑戦が社会とつながる手応えを感じる時間となりました。

OB起業家によるキースピーチ

ゲストスピーカーには、mocteco1期生であり
株式会社うめひかり代表の 山本将志郎氏 が登壇しました。

日本一周から始めた梅干し事業が、現在では 売上約7億円規模の事業へ成長するまでの過程を、成功だけでなく失敗や葛藤も含めて語りました。

就職するか起業するか悩んでいた当時、

「どちらが正解かではなく、どちらの方が熱量を持ち続けられるかで選びました。」と語った山本氏。

小さな挑戦を積み重ねながら、応援される事業を育てていくリアルな経験談は、学生たちにとって大きな刺激となりました。

挑戦を称える場としてのDemoDay

moctecoのDemoDayは、完成度を競うコンテストではありません。

試行錯誤しながら行動したプロセスを共有し、挑戦を称える場です。

学生たちのプロジェクトは、ここで終わりではなく、これから社会の中でさらに磨かれていきます。

小さな一歩から始まった挑戦が、
地域や社会の未来につながっていく。

そんな可能性を感じるDemoDayとなりました。

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