半年間の集大成「最終報告会」!
2026年1月31日(土)、松山三越 E3ホールにて「最終報告会」を開催しました。 本会は、8月の採択から約半年間にわたり実施してきたプロジェクトの集大成として、「進捗報告」「直面した課題と解決策」「今後の展望」を共有し、連携企業の方々やPM、一般観覧者と意見交換を行う場です。 当日は全10組が登壇し、プレゼンテーションと開発したプロダクトのデモ展示を通じて、それぞれの成果を発表しました。
当日の流れ
当日は以下のスケジュールで進行しました。
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13:30~13:35:主催者挨拶
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13:35~14:30:報告会(前半)
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14:30~14:40:休憩
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14:40~15:30:報告会(後半)
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15:30~15:35:閉会
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15:45~16:30:デモ展示・交流会
報告会では、1組7分間の発表に加え、プロジェクトマネージャー(PM)からコメントを行いました 。 また、報告会終了後にはデモ展示・交流会の時間を設け、実際に開発されたプロダクトに触れたり、登壇者と直接意見交換ができる場を用意しました 。
登壇チームの発表(前半:1〜5組)
チーム①(愛媛大学・永易和弥)『Ship Craft 造船都市 未来体験』
ドローン撮影データから高精細3Dモデルを生成し、マインクラフト上でBEMAC本社等を再現。デジタルツイン空間で「ケイドロ」風の遊びを提供し、若年層へ造船業と今治の魅力を訴求。
チーム②(弓削商船高専・瀬川悟)『作業見守りシステム たすけるん』
NFCタッチで出退勤を管理し、転倒検知デバイスが音と通知で周囲に警告。現場の安全と管理を同時に支援。
チーム③(神山まるごと高専・大下温人)『自律型無人観測船 SeaScope』
復帰設計の小型船で温度・湿度・風速・波高等を取得。自動航行に加え旋回・停留制御も実装。
チーム④(神山まるごと高専・今泉心寧)『見える・伝わる物流』
パレットの通過順序を色で可視化し、経験則依存の物流をデータで最適化。
チーム⑤(愛媛大学・船部チーム)『自律航行小型船の提案』
数cm級測位で水深・波高を自動収集し、誤差補正装置まで改良。
総括:遊び・安全・観測・物流の現場課題を実装で解決。次は運用設計と連携先開拓が鍵。実証後の保守、データ連携、収益化を詰める。関係者合意も早期に。着実に。前へ。!
登壇チームの発表(後半:6~10組)
チーム⑥(神山まるごと高専・杉浦由莉子)『Like OZ』
学生目線で四国ガスの採用体験を再設計し、仮想空間に「OZ」風世界観を構築を目指す。徳島支社会議室を3D化し、地震対応や企業見学をゲーム感覚で体験可能に。
チーム⑦(弓削商船高専・奥河董馬)『NOVA』
夜間環境に特化した360度視覚支援ロボットを構想。災害現場での活用を想定した暗所でも鮮明に撮影できる独自技術を実装し、ドローン機体と録画保存アプリを連携。
チーム⑧(神山まるごと高専・Undelry)『MOCHICHI』
脳波に反応するペットロボットを企画。脳状態を解析し、生物らしい動きで寄り添うウェルネス体験を提案。直感的コミュニケーションを創出。
チーム⑨(岡山理科大・毛利真吏央)『Rickock』
アプリで鶏を育てる体験を拡張し、孵卵や餌やり機能を検証。PWA化により操作性を高めた。
チーム⑩(関西大・井下敬翔)『意見抑圧検知システム』
脳波や音声を解析し沈黙を可視化するAIを開発。総括:体験設計とAI活用で新たな解決策を提示し、倫理面と運用検証を継続。
まとめ
今回の最終報告会では、採択された10組のチームが、約半年間にわたる試行錯誤の末にたどり着いた「成果」と「未来への展望」を力強く発表しました 。 分野は造船、建設、ウェルネスと多岐に渡りましたが、共通していたのは、机上の空論にとどまらず、現場での実証や開発を通じてアイデアを「使える形」へと昇華させようとする執念です 。
プレゼンテーション後のデモ展示・交流会では、実際に動くプロダクトを前に活発な議論が交わされ、ここからまた新しい何かが生まれる予感に満ちていました 。
LEADING EDGE 四国としてのプログラムは一区切りとなりますが、彼らの挑戦はここで終わりではありません。この場所で蒔かれた「未踏的な」種が、今後どのように社会で芽吹き、花開いていくのか。これからの彼らの活躍に、どうぞご期待ください 。