テーマは「一点突破」。実践に向かう合宿
2025年11月14〜15日、「mocteco/moctech 2025 合宿Day2nd」を開催しました。
10月合宿Day1stでアイデアや可能性を広げた学生たちが、次に向き合うテーマは【一点突破】です。
プロジェクトを進める中で見えてきた複数の選択肢や方向性。その中から「今、本当に取り組むべき一つ」に絞り込み、12月のDemoDayに向けた具体的なアクションへとつなげることを目的とした2日間でした。
広げるフェーズから、決めるフェーズへ。
事業を前に進めるための、重要な転換点となる合宿です。
対話から生まれる、実践へのヒント
1日目の夜には、少人数でのディスカッションや1on1セッションを実施。
それぞれのプロジェクトに対して、率直なフィードバックや問いが投げかけられました。
外からの視点を受け取ることで、自分では気づかなかった強みや、次に取るべき一歩が整理されていきます。
moctecoの合宿は、答えを与える場ではなく、考え続けるための問いを持ち帰る場。
学生たちは、自ら考え、選び、行動する準備を整えていきました。
アクションプランを言語化する
2日目は、DemoDayまでのアクションプラン作成と共有を行いました。
- DemoDayでどんな状態を目指すのか
- そのために11月中に取り組むことは何か
- 今回はやらないと決めたことは何か
これらを言語化し、発表することで、取り組みの優先順位が明確になります。
全員が同じペースで進んでいるわけではありませんが、
それぞれが「次に動く一歩」を自分の言葉で定めることができました。
迷いも含めて、前に進む
合宿を通して印象的だったのは、迷いや葛藤をそのまま共有する姿です。
すぐに答えが出ないテーマに向き合うこと自体が、事業づくりの重要なプロセスであることを、参加者全員が実感していました。
講師やコーディネーターからは、
「綺麗にまとめることよりも、自分の考えを正直に言葉にすること」
「迷っている今こそが、次につながるフェーズであること」
といったメッセージが送られました。
一点を定め、その先へ
合宿Day2ndを終え、学生たちはそれぞれのプロジェクトにおける“軸”を携えて、再び現場へ戻ります。
次はいよいよ、3か月間の集大成となるDemoDayです。
一点に絞ったからこそ、動き出せる。
mocteco/moctechは、若者が試行錯誤しながら実践を重ね、地域とともに挑戦を形にしていくプログラムです。
この合宿で定めた一歩一歩が、DemoDay、そしてその先の挑戦へとつながっていきます。
▼北海道の学生10名による成果発表「mocteco/moctech DemoDay 2025」、12/6(土)詳細はこちら
https://mocdemo2025.peatix.com/