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「LEADING EDGE 四国」海外研修報告(マレーシア・シンガポール5泊7日)

海外研修の目的

学生の国際的な視野を広げること、異文化理解を深めること、専門知識やスキルの向上を目的にマレーシアおよびシンガポールで様々なプログラムを実施しました。
研修に参加したのは各チームのリーダー6名でしたが、研修の様子を随時オンラインで配信し、日本にいるメンバーも参加しました。

マレーシアでの取り組み内容

マレーシアではマラヤ大学を訪問し大学や各研究室の取り組みについて紹介をうけました。現地研究者たちとのセッションを通じ、プロジェクトに対する熱い想いを感じ、自身の熱意がプロジェクトの実現性に直結することを肌で感じることができました。また、大学発スタートアップ企業複数社と面談し、研究だけでは経済的にも研究の質的にも継続性がないことから、起業を通じ、培った技術を元手に資金化を図るスタートアップの取り組みが進んでいるという説明がありました。事業を始める事よりも継続することの難しさやその課題感の大きさを感じました。
また、研究者やスタートアップの経営者に向けて、学生が英語でアイデアピッチを行いました。英語での挑戦という難しさはありましたが、何より情報の伝える方や、伝えるための構成の大切さ等、ビジネスにおいてもっとも重要なスキルを身に着けるきっかけを得ることができました。

シンガポールでの取り組み内容

シンガポールではスタートアップエコシステムが形成されているBLOCK71やシンガポールで活躍する日本企業へ訪問しました。シンガポールでも多くの起業家との意見交換やアイデアピッチを行いたくさんの学びを得るとともに、たった数日で学生のピッチスキルの向上を実感することができ、若者の成長スピードに驚かされました。
シンガポールでは起業準備やアイデアのブラッシュアップ、製品への活用等、様々な場面でAIが活用されていることを教えてもらいました。AIの発展を目の当たりにして「臆することなくAIを活用してプロジェクトを進めたい」と学生が前向きに捉えることができたのも大きな成果だと思います。

総括

今回の研修を通じて、グローバルな視野の獲得、イノベーションと起業精神の醸成、実践的な問題解決能力の向上、AIと技術の重要性、自己成長と将来の可能性の拡大等、多くのものを学び、考える機会となりました。
今後、学生たちがこの学びを活かし、自身のアイデアのブラッシュアップを継続していけるよう、全力でサポートしていきます。

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2024年9月
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