TOMOLプロジェクトとは
若者の心に火を灯す、共に歩むなどの思いからTOMOLと名付けた1年間の起業家養成プロジェクトです。TOMOLプロジェクトでは静岡県を中心に起業を希望する１６歳から～４０歳未満の有望な若者を発掘・育成していきます。様々な起業体験のワークショップや、経験豊富な起業家の方々との交流を行い、起業に向けた情報提供、事業検討の機会を提供します。
全体スケジュール
2024年
- 7月
- プロジェクトの募集期間
- 8月1日
- プロジェクトキックオフ
- 8月21～22日
- 東京スタートアップ先進地視察
- 8月28～30日
- 原体験探求合宿＠富士
- 9月21～22日
- 課題先進地視察ツアー＠熱海下田
- 9月下旬～
- (6カ月間) 事業化に向けた個別伴奏支援
構成としては大きく２つのフェーズに分かれております。
- フェーズ1
- やりたいことを発見する (2024年8月～9月)
- フェーズ2
- 発見したやりたいことを事業化する (2024年9月～2025年2月)
【ご参考】
TOMOLプロジェクトホームページ https://project.tomol.jp/
第1弾「TOMOLキックオフ」https://project.tomol.jp/news/kick-off
第2弾「東京スタートアップ先進地視察」https://project.tomol.jp/news/tokyo
「原体験探求ツアー＠富士」開催しました！
8月28～29日2日間でTOMOLプロジェクト参加者が総勢15名集まり、富士山の麓で自然に触れあいながら、自己内省のワークショップを行いました！
本来は富士山トレッキングや樹海の洞窟内でのメディテーションなど五感を最大限に活用する3日間のプログラムを予定しておりました。しかし、台風１０号の大雨の影響で野外アクティビティは大幅縮小とはなってしまいました。そんな中でも、合宿中は時折り晴れ間の機会もあり、眼前の富士山も見ることができ、心身をリフレッシュしながら自己の内面に向き合う機会となりました。
今回の狙い
原体験探求ツアー＠富士はTOMOLプロジェクトにおいて、フェーズ１（自分のやりたいことの明確化）に位置しています。その為、今回の原体験探求ツアーでは
- 自身の人生を振り返り、情熱を捧げること、夢中になれることを探索する
- 内省から自己の人生におけるミッション、ビジョン、及びやりたいことを発見する
- 講師、参加者、PM・メンター同士の交流を深める
この３点を意識したプログラムを実施いたしました。
前回の“東京スタートアップ先進地視察ツアー”は外の刺激から原体験を形成する
今回の原体験探求ツアー＠富士は自身の内側を掘り起こし原体験を形成する
という構成で参加者がより深く自身のやりたいことを明確化出来るように働きかけました。
プログラム1日目
合宿は大自然感じる富士山の麓、YMCAグローバル・エコヴィレッジで実施しました。
講師を務めたのは一般社団法人Startup Weekend理事 中本 卓 氏。
１日目は「自己内省ワーク」を行いました。
感情が大きく動いた体験などを掘り起こし、なぜそうなったのか(Why)を参加者がお互いに何度も問い直すことで、本当になりたいこと、大切にしていることを探求しました。普段そこまで深く考える機会がないため皆さん苦戦しながらも自分を深く知ることができました。また、PM/メンターの方々にもワークショップにオブザーバーとして参加してもらい、参加者の様子を見ながらフォローしていただきました。
夕食後には「焚火体験」を行いました。日中の明るい環境とは違い、自然の中で焚火を囲みながら、それぞれの人生を語り合うことで、これまで以上に自己開示をすることができました。またお互いの本音や熱量に触れ合うことでより一層の相互理解と関係性が深まる機会となりました。
プログラム2日目
講師は引き続き中本氏が行いました。
２日目のセッションでは1日目の自己内省ワークや焚火体験を踏まえて、自身の「人生のミッションやビジョン」「向き合う課題」の設定に取り組みました。各々が自分の人生の軸と、生涯かけて解決したい課題、その解決策を真剣に考えました。ディスカッションの時間には起業家の方々も積極的に参加者に関わり、質問やアドバイスを投げかけていただきました。最後の発表でも今後が楽しみなビジネスの種がたくさん生まれました！
我々は起業家にとって大切なものは、何をするかだけでなく、自分が、人生がどうありたいか、という根本を見つめることだと考えています。富士合宿ではそういった意味で有意義な時間になったと感じました！