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「中間発表会&交流会」開催レポート

「医療DXイノベーション人材育成プログラム」とは

東京科学大学 医療・創薬イノベーション教育開発機構(旧 東京医科歯科大学 統合教育機構イノベーション人材育成部門)が主催する、アプリや機器類のプロトタイピングを中心としたプログラムです。受講者は医療課題の解決や産業創出を目指し、デジタル技術を駆使してアイデアの実現に挑戦します。
受講者には、医学生、医師等医療人材、エンジニアが多く参加しております。また、プロジェクトマネージャーやメンターとして、大学教員、研究者、エンジニア、起業家、弁護士、弁理士、ベンチャーキャピタリストなど、多岐にわたる専門家が参画しています。こうした多様なバックグラウンドを活かして、受講者とプロジェクトマネージャー・メンターとの二人三脚で新たな価値創造に取り組みます。
本プログラムは2年連続で採択されており、昨年度の成果を踏まえ、今年度はさらに充実した活動を展開しています。

「中間発表会&交流会」の様子

中間発表会は、2024年11月17日(日)に開催され、多くの受講者、プロジェクトマネージャー・メンターが参加しました。
発表会は、対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で、12名(9チーム)が発表を行いました。内容を一部ご紹介すると、「救急医療のAIトリアージシステム」、「診療補助アプリケーションの開発」、「臨床試験の自動化支援システム」など、いずれも医療現場や研究推進上の課題解決を目指すものでした。受講者とプロジェクトマネージャー・メンターは、それぞれの専門性に基づいた高度なディスカッションを展開し、受講者は様々なフィードバックを得ることができ、充実した時間となりました。
その後開催された交流会では、受講者同士の意見交換や、プロジェクトマネージャー・メンターとの情報共有も行われ、ヒューマンネットワーク拡大の機会にもなりました。

本プログラムの集大成となる「成果報告会」に向けて

成果報告会は、2025年1月19日(日)に開催予定です。
昨年度に引き続き、豪華ゲストを迎えたトークセッションや、相互評価によるいくつかの賞の授賞式なども予定しており、盛りだくさんの成果報告会となっています。
残り1か月、受講者のアイデアの具現化に向けて、私どももしっかりサポートしてまいります。

国立大学法人東京科学大学 過去の活動レポート一覧

2024年11月
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