
MiTOHOKU Program(エムアイトウホク プログラム) とは
「MiTOHOKU Program(エムアイトウホク プログラム ※以下省略)」は、株式会社Wasshoi Labが主催し、昨年から引き続き2期目の採択を受け、実施しています。
コンセプトは「踏み出せ、世界。拓け、未来。」
今年のテーマは、
“最大100万円の資金提供と志を持つメンター陣による伴走!
「あったらいいな」 を開発する本気のチャレンジプログラム”です。
プログラムの特長は、
*「最大100万円の開発資金とアドバイス機会の提供」
*「本気の仲間との出会い!熱量溢れるキックオフキャンプ」
*「アイデア実現に向け心強いメンターが伴走支援!」
*「出会いと共創の場の創出!最終報告会」
*「東北発!未踏的コミュニティ加入」
半年間で自身の常識をアップデートし、世界を動かす前人未踏なアイデアを“本気”で生み出し・実現したい東北にゆかりのある方を対象としています。
また、本プログラムでは、運営事務局である株式会社Wasshoi Labを中心に、宮城県(仙台市)の「産官学金」が連携し、学生のアイデアの実現に向けて越境学習機会と伴走メンタリングをしていく体制をつくりました。
各分野の起業家や専門家からのフィードバック、それぞれが保有するネットワークを活用し、アイデア実現を支援していく環境があります。
また、学生の成長に合わせ、事務局も日々柔軟にアップデートを続けています。
今年度の参加クリエータは以下の通りです。
1.伊藤里美(東北大学大学院 医学系研究科 保健学専攻 緩和ケア看護学分野 博士課程1年)
「がんを患う親へのブレンドアロマギフト」
#緩和ケア #アロマ #医療
2.上野能登(山形大学工学部 システム創成工学科1年)
「探究学習向け組み換え型ミリ流体デバイス教材開発」
#教育格差 #探求学習 #流路デバイス
3.永田将真(東北大学大学院 環境科学研究科 博士課程2年)
「ロボットアームと3Dプリンターを活用した実験作業の自動化」
#研究者 #ラボオートメーション #ロボットアーム
4.村上聡(東北大学大学院 情報科学研究科 1年)
「Rhizome: Dialogue Leveraging Tool using LLM & Graph Data Structure」
#AI #t対話の可視化 #音声情報
5.田尻隼人(岩手県立大学大学院 博士課程1年)
「未確認領域において人間のようなふるまいで自律走行する移動ロボットの開発」
#ロボット #自律移動 #屋外走行 #現場DX
6.久保田隆文(東北大学大学院 医学系研究科 神経内科学分野 博士課程2年)
「マルチオミックス解析によるてんかんに特化した薬剤選択支援AIの開発」
#医療 #てんかん #ゲノム #AI
MiTOHOKU Innovation Pitchとは?
MiTOHOKU Innovation Pitchは、
MiTOHOKU Programの修了生が自身のプログラムの成果を発表し、
プログラム終了後の未来に向けた“共創”を生み出す場です。
これまで関わってきたメンター陣、
産官学金から支えてくださっている各機関の方々、
これから未踏を目指す未踏候補生、たくさんの方をご招待し、
プレゼンターだけでなく全ての「没頭する挑戦者」が
未来に向かって踏み出す場を作ります。
2回目の開催となる今年は、
宮城県の地元放送局 khb東日本放送さまに全面ご協力のもと、
khbの保有するスタジオ「ぐりりホール」を貸切って実施いたしました。
クリエータの成果報告プレゼンテーションだけでなく、
今年はサブメンター陣に全国からお集まりいただき、
パネルディスカッションも実施いたしました。
当日の様子はkhbにてニュースにも取り上げられました!
https://www.youtube.com/watch?v=k0arTh_b4xY
MiTOHOKU Innovation Pitch 開催レポート①サブメンター陣による“未踏トーク”
昨年から本プログラムに関わり続けてくださっている起業家の皆様にお集まりいただき、『日本、東北に活力を!カンフルとなるのは未踏性』をテーマにトークセッションを実施。
- ブレイクスルーのために必要なことは?
- 未踏領域の課題は何か?
- 未踏のエコシステムを構築するためには?
など、をテーマにディスカッションを交わし、
終始会場に熱のこもるトークが繰り広げられました。
「高い目標を掲げることで“熱狂”が生まれ、“仲間”が集まり、達成につながる」
「まずは自分が狂っていること」
「一番大事なのは、自分に対して1000%の自信があること」
「確信を持たずに自己洗脳をかけ、初期のガソリンを切らさない」
いくつもの困難を乗り越え、
現在も向き合い続ける先輩方からの言葉は
まさに今自身の志を問い続け、前進しようと困難に向き合う
参加者に勇気を与えてくれました。
<トークセッション概要>
【テーマ】
『日本、東北に活力を!カンフルとなるのは未踏性』
【登壇者】
- 田坂 正樹 氏(株式会社ピーバンドットコム 取締役会長)
- 田中 恵次 氏(株式会社要 代表取締役)
- 平川 大 氏(株式会社メディカルネット 代表取締役グループCEO)
- 藤原 由佳 氏(EY新日本有限責任監査法人パートナー)
- 古谷 優貴 氏(株式会社Co-LABO MAKER 代表取締役)
- 森戸 裕一 氏(一般社団法人デジタルトランスフォーメーション推進協会 代表理事)
【モデレーター】
齊藤良太(株式会社Wasshoi Lab代表取締役/Wasshoi Tohoku Group グループCEO)
MiTOHOKU Innovation Pitch 開催レポート②クリエータによる全力プレゼンテーション
サブメンターの熱いピッチを聞いた後は、
各クリエータが自身のプログラムの成果を発表するプレゼンテーションを実施。
プロトタイプの実演も行いながら、
会場にお越しの方々に現状のアイデアをぶつけました。
岩手からロボットを連れてきて走行させたり、デモ動画を流したり、
それぞれが半年間の想いを10分間のプレゼンテーションに込めました。
各クリエータは、PMからプロジェクト紹介で登場。
プロジェクトの内容だけでなく、
クリエータの人柄やプロジェクトに対する姿勢、も紹介いただき、
半年間、「人」と「人」としての向き合いがあったことが伝わってきました。
プレゼンテーションは本事業で審査員を務めていただいた
産官学金それぞれの機関によって点数評価。
最終的には、「最優秀賞」、「優秀賞」、
「ベストオーディエンス賞(一般観覧から「応援したい」が一番集まった方)」を決定。
僅差ではありましたが、結果は以下の通りとなりました。
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最優秀賞:perple 久保田隆文
優秀賞:永田将真
ベストオーディエンス賞:田尻隼人
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プログラムの修了証書授与とともに表彰を行いました。
今年も表面的な結果だけでは計れないドラマが、各クリエータにありました。
そんなクリエータの裏話を聞くことのできる、
クリエータによるトークセッションを今年も実施。
MiTOHOKU 2期生同士の横のつながりも垣間見られる時間となりました。
クリエータのプログラムでの学びは以下noteマガジン
“採択者が振り返る「MiTOHOKU Program」”で発信しています!
https://note.com/mitohoku/magazines
MiTOHOKU Innovation Pitch 開催レポート③最後に
最後になりますが、
今年もMiTOHOKU Program2024に関わっていただいた方々
全てに感謝を申し上げます。
本プログラムは弊社だけでなく、
本プログラムに共感いただく全ての方と繋がり、
共創していくプログラムだと考えています。
「踏み出せ、世界。拓け、未来。」というコンセプトのもと、
東北から世界に飛び出す「没頭する挑戦者」が集まるコミュニティとして、
今後もMiTOHOKU Programを続けていきたいと考えています。
ご一緒してくださる方はぜひご連絡ください!
引き続きMiTOHOKU Program2024をよろしくお願いいたします。
◆MiTOHOKU Programの詳細
◎MiTOHOKU Program note
https://note.com/mitohoku
◎MiTOHOKU Program HP
https://mitohoku.jp/
◆Special Thanks
共催:
株式会社コー・ワークス、株式会社東日本放送、国立大学法人東北大学、エンスペース株式会社、manordaいわて株式会社、株式会社オーナー、七十七リサーチ&コンサルティング株式会社
特別協力:
国立大学法人岩手大学、独立行政法人 国立高等専門学校機構 一関工業高等専門学校、山形大学 アントレプレナーシップ研究センター、東北芸術工科大学、株式会社七十七銀行、株式会社岩手銀行、宮城県、仙台市、仙台スタートアップエコシステム推進協議会、仙台スタートアップスタジオ (仙台市スタートアップ支援事業)
協力:
一般社団法人EO North Japan主催 GSEA東北大会、研究コミュニティ ミツバチ