MiTOHOKU Program(エムアイトウホク プログラム) とは
「MiTOHOKU Program(エムアイトウホク プログラム ※以下省略)」は、株式会社Wasshoi Labが主催し、昨年から引き続き2期目の採択を受け、実施しています。
コンセプトは「踏み出せ、世界。拓け、未来。」
今年のテーマは、
”最大100万円の資金提供と志を持つメンター陣による伴走!
「あったらいいな」 を開発する本気のチャレンジプログラム”です。
プログラムの特長は、
*「最大100万円の開発資金とアドバイス機会の提供」
*「本気の仲間との出会い!熱量溢れるキックオフキャンプ」
*「アイデア実現に向け心強いメンターが伴走支援!」
*「出会いと共創の場の創出!最終報告会」
*「東北発!未踏的コミュニティ加入」
半年間で自身の常識をアップデートし、世界を動かす前人未踏なアイデアを“本気”で生み出し・実現したい東北にゆかりのある方を対象としています。
また、本プログラムでは、運営事務局である株式会社Wasshoi Labを中心に、宮城県(仙台市)の「産官学金」が連携し、学生のアイデアの実現に向けて越境学習機会と伴走メンタリングをしていく体制をつくりました。
各分野の起業家や専門家からのフィードバック、それぞれが保有するネットワークを活用し、アイデア実現を支援していく環境があります。
また、学生の成長に合わせ、事務局も日々柔軟にアップデートを続けています。
MiTOHOKU Program2期採択クリエータ紹介
今年度の「MiTOHOKU Program」に参加できるのは最大6組。
今年度は5月から募集を開始し、複数回のプログラム説明会を経て、決定した参加クリエータは以下の6PJTです。
それぞれの詳細は今後noteにまとめていくためぜひご覧ください。
※プログラム開始から2ヶ月、彼らのプロジェクトは常に進化を続けています。
現在は、アイデアを見直し「申請アイデア名」のイメージとは異なる内容で進めているメンバーもいます!
①
RERAX /伊藤 里美(東北大学医学系研究科保健学専攻緩和ケア看護学分野博士課程1年)
申請アイデア名「がん患者向けアロマテラピープラットフォーム」
②
上野 能登(山形大学工学部システム創成工学科学部1年)
申請アイデア名「教育用組み立て式サーマルサイクラー」
③
Perple /久保田隆文(東北大学大学院医学系研究科神経内科学分野 博士課程2年)
申請アイデア名「マルチオミックス解析によるてんかんに特化した薬剤選択支援AIの開発」
④
永田 将真(東北大学大学院 環境科学研究科博士課程学生前期2年)
申請アイデア名「ロボットアームと3Dプリンターを活用した実験作業の自動化」
⑤
Holonic AI /村上 聡(東北大学 工学部 電気情報物理工学科 情報工学コース4年)
申請アイデア名「Rhizome: Dialogue Leveraging Tool using LLM & Graph Data Structure」
⑥
田尻 隼人(岩手県立大学大学院修士2年)
申請アイデア名「未確認領域において人間の様な振る舞いで自律走行する移動ロボットの開発」
キックオフキャンプレポート①〜「志」と向き合うワークショップ実施〜
キックオフキャンプは、MiTOHOKU Programの採択クリエータが最初に経験する
集合プログラムです。
2日間、プロジェクトととことん向き合い、「志」の達成に向けて
集中した時間を共に過ごすことで、
実現したい未来の言語化、ともに切磋琢磨する仲間ができるようになります。
キックオフキャンプの大きな目的の一つは、自身の「志」を明確にし、
その実現までの道筋(行動)」を具体的にすること。
ワークシートを用いて、自分自身の「本性」「志」は何か、と向き合い、
それらとプロジェクトとのつながりを探ります。
考え、向き合い、出てきた考えをアウトプットし、フィードバックを得ることで
自分自身を客観的に見つめ、さらに思考を深めていきました。
PM陣や参加する先輩方、専門知識を有する専門家メンターが、
壁打ちを行い、「本当に成し遂げたいことは何か」「その実現までに必要なことは何か」に
本気で向き合うことで、初回から事業をピボットするクリエータも出てきました。
MiTOHOKU Programでは「プロジェクトの変更」は認めています。
一番はプロジェクトの成功以上に、
その経験がクリエータにとって心から喜べる経験であること。
この日を皮切りに、採択クリエータのMiTOHOKU Programでの活動が始まりました。
キックオフキャンプレポート②〜未踏OBとの交流から得る気づきと学び〜
キックオフキャンプには、未踏事業の先輩たちにもお越しいただき、
ご自身の経験についての講演、各プロジェクトへのフィードバックとクリエータへの
アドバイスをいただきました。
また2日目の朝には、仙台市の観光名所「青葉山」の早朝登山を行い、
仙台の街を見下ろしながら、
MiTOHOKU Program1期生の先輩のモーニングピッチ。
1期生のプロジェクトについて2期生がコメントをしつつ、
2期生に向けて1期生からのメッセージを送り、交流を深めました。
2期だからこその縦のつながりも今期はどんどん作っていければと思っています!
Support by
【未踏事業修了生】
一般社団法人コード・フォー・ジャパン代表理事 関 浩之 氏
株式会社e-lamp.ソフトウェアエンジニア西田 翔平 氏
【MiTOHOKU Program1期生】
一般社団法人ari / 医学生 小川 泰佑
キックオフキャンプレポート③〜共に切磋琢磨する仲間との出会い〜
キックオフキャンプは、半年間共に走る同期生やPM陣との出会いの場にもなります。
1泊2日、同じ時間を共有することで、関係構築を目指すとともに、お互いの志を共有し合うことで更なる視野の広がりと、創造が生まれることを目指しました。
参加者の事後アンケートからは、
「みんなのテックの専門分野が異なり、それぞれの強みや尖りがあって、素晴らしさがあった点です。自分たちに応用できる部分もありそうで、一緒にイノベーションをおこせればと思いました。」
「チームやアイデアの特性もあって、「よくできている」ように見えてしまうことに危機感を得た。特にビジネス面は見た目を整えているだけなので、学び者の姿勢を意識していく。普段自分が触れない領域で頑張っている仲間との半年は、自分の世界を広げることに繋がるので、機会による成長を最大化させたいと思いました。」
「普段個人か,2, 3人のグループ内でプロジェクトが完結していたので,MiTOHOKUという大きなコミュニティの中で開発・戦略を進める経験は新鮮で,大きなチームで開発する良さ・喜びを学んだ.」
など、MiTOHOKU コミュニティの中で、
開発を進めることに対するワクワクを感じる感想があげられ、
今後の彼らの共創に可能性を感じる1泊2日となりました。
MiTOHOKU Program2期生らしく、それぞれの強みを補い合いながら、
チーム戦で開発に取り組んでいければと思います!
応援よろしくお願いします!
クリエータの今後の変化をお楽しみに!
MiTOHOKU Programの詳細はこちらから↓
◎MiTOHOKU Program note
https://note.com/mitohoku
◎MiTOHOKU Program HP
https://mitohoku.jp/