
「新雪プログラム」とは?
一般社団法人新雪が実施する北海道ITクリエータ発掘・育成事業(新雪プログラム)は、北海道在住の25歳未満のITに関係した開発者(プログラマー)、デザイナ、アーティストの発掘と育成を行う事業です。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の実施する未踏事業をモデルとし、応募者から開発・制作するテーマを募集し、審査を経て採択テーマを決定します。採択テーマ1件につき最大150万円(税込み)を支援します。今年度は10件(15人)を採択しました。採択者は未踏クリエータに倣って新雪クリエータと呼んでいます。新雪クリエータはプロジェクトマネージャ(PM)や未踏事業卒業生による綿密なメンタリングを受け、6ヶ月の開発期間中に実際に開発・制作を行い、2025年1月の成果発表会で取り組みについて発表します。
ブースト会議および八合目会議(中間報告会)
新雪プログラムではIPA未踏事業の特徴であるブースト会議と八合目会議(中間報告会)を開催しています。今年度のブースト会議は初回の顔合わせとして9月15日(日)と16日(月・祝)の2日間で一般社団法人新雪が運営する「N6 新雪CREATION GALLERY」において開催しました。八合目会議(中間報告会)はその2ヶ月の11月23日(土)と24日(日)にクリプトン・フューチャー・メディア(株)様の会議室を借りて実施しました。北海道は広いため、なかなかクリエータ、メンター、PMが現地に集まって議論する機会を設けることができません。今年度もAKATSUKIプロジェクトの支援を得て旅費の支援を頂きながらこのような機会を設けることができ、有意義な会を開催することができました。
成果発表会へむけて
今年度の新雪プログラム2024では10件のプロジェクトを採択し、15名のクリエータを育成しています。八合目会議で他のクリエータの進捗を見てプレッシャーを感じる者、PMからの励ましを得て奮起する者など、様々な思いが交錯する場面を見ることも多彩なクリエータ集団を運営する者としての醍醐味だなと思っています。クリエータ達はこのあと2025年1月11日(土)の成果発表会で新雪プログラムでやったことを発表します。このあとどのような展開が待っているのか…統括PMとして楽しみな時間が続きます。