関西テック・クリエイター・チャレンジについて
私たちが運営している「関西テック・クリエイター・チャレンジ」は、「技術とアイデアで次の時代を創る!」という想いを持った若手テック人材を応援するプログラムです。「マン・ツー・マン」サポートが特徴で、未踏経験者を中心としたPMが、メンターとして“アイデア”に伴走支援しています。
対象は関西の大学・大学院・高専生で、今回のプログラムでは10名(チーム)を採択。ロボットから自動運転、生成AI活用、エンタメまで幅広い領域のプロジェクトが選ばれています。そして、それぞれ最初に設定したゴールに向かって取り組みを進めています。
<プログラムの詳細は以下をご参照ください>
https://kansai-tcc.dle.or.jp
他のチームはどんな仕上がり?
2023年12月20日(水)に育成人材の中間発表を兼ねた合同メンタリング会を実施しました。会場には、やむをえずオンライン参加となった1チームを除いて9チームが集結し、それぞれアイデアやビジネスプランを発表しました。
話は少し遡りますが、実は、本プログラムにおける育成人材の選考は、クローズドではなく、オープンな選考会として実施しました。具体的には、書類選考を通過した方が一同に介し、6名のPMと書類選考通過者全員の前でプレゼンを行い、各PMが育成したい方を指名するという方式です。
というわけで、採択された方にとっては一度は目にしたことのあるプロジェクトばかりなのですが、いざプログラムが始まればPMとのマン・ツー・マンハンズオンが中心になるので、他の採択者の進捗はあまりわからない状態です。つまり、採択された皆さんは、“選考会ぶり”に他の採択者のアイデアやビジネスプランを目にすることになるのです。
採択者それぞれにライバル意識剥き出しということもないでしょうが、それでもやっぱり気になるものなのでしょう。「この期間でどれだけ前に進んだのだろうか」「自分たちと比べてどうだろうか」。そんな言葉にならない言葉が会場を覆っているようで、仲間同士のあたたかな空気の中にも、緊張感に満ちた時間が流れていたように思います。
いざ、デモデイへ!
さて、発表の時間です。私たち事務局も久しぶりにプレゼンを聞きましたが、まず驚かされたのがその進捗です。プロトタイプくらいのフェーズには進んでいるのかなと期待していましたが、いくつかのチームでは実証実験をするまでに進んでいました。プレゼンからも試行錯誤の跡が感じられましたし、質疑応答からも日々考え続けているんだなということが伝わってきました。各チームともまだまだ満足のいく形にはなっていないと思いますが、それでも大きなポテンシャルを感じさせるプレゼンだったと思います。
そんな彼/彼女らが、2024年1月24日(水)に、プログラムの集大成としてデモデイを行います。会場はグランフロント大阪にあるナレッジシアターです。この5ヶ月間で磨き上げたアイデアやビジネスプランを発表します。さあ、どんな驚きがあるでしょうか。私たち事務局も楽しみです。
<デモデイに関する詳しい情報は以下をご参照ください>
https://kansai-tcc.dle.or.jp/demoday/
・2024年1月24日(水)13:30-17:15